棒術杖術演武会
(5月22日(日)(ARCO清洲サブホール)
(5月22日(日)(ARCO清洲サブホール)
報告
2016年5月22日に行われた第5回棒術杖術演武会では、各自が普段の練習で研鑽した成果を発表しあいました。
代表の根本邦生師範は、学生の泉匠杜君と、棒の衣どりの演武を披露しました。衣どりとはシャツなどの衣類を鞭のように使って攻撃したり、相手の武器や体に巻き付けて無力化する、身近な道具を使った民衆武道です。
社会人の木村雄人さんは棒(六尺、約180cmの棒)、小林秀樹さんは杖(4尺、約120cmの棒)の古流演武を披露しました。棒術は沖縄空手から伝わった技を、杖術は方円流という日本の古武術を練習しています。
社会人の村岸一真師範と浦田翔さんは、介護の仕事で忙しい中練習した、武秘流の長巻組太刀術を披露しました。武秘流長巻術とは水戸に伝わる薙刀のような伝統武術で、関ケ原の合戦の時に九尺の槍の棒を切り落とされても戦ったことから生まれたと言います。爾来400年以上、刀に負けたことがないとか。
皆、多くは社会人で、忙しい中時間をやりくりして練習していますが、一年に一回必ず披露演武をすることで、張り合いが生まれています。


